「家賃がもったいない」は本当か?同棲・新婚がマイホームを考え始める前に読む話

「家賃もったいない!賃貸vs持ち家どっち?」と書かれたOGP画像。徹底比較バッジ付き、同棲・新婚向け家賃検証記事のサムネイル

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新婚のころ、こりす(妻)にこう言われたことがありました。

「毎月この家賃、払い続けても何も残らないよね。なんかもったいなくない?」

筆者(ぶろ)は当時、その言葉にうなずきながらも、なんとなくモヤっとしていました。「そうなんだろうけど、じゃあ家を買えばいいってもんでもないよな」という感覚があったからです。

あれから数年。富山に家を建て、子どもが生まれ、今は毎月ローンを払っています。あのころ感じたモヤモヤが何だったのかを、今なら少し整理して話せる気がします。

この記事は、同棲中で「家賃ってもったいないのかな」「そろそろ家を買うことを考えたほうがいいのかな」と思い始めたカップルに向けて、私たち夫婦の体験談と、筆者なりに考えた損得の話を書いたものです。「絶対こっちが正解」という答えはありません。ただ、同じところで立ち止まっていた人間の話として読んでもらえたらと思っています。

ぶろ

「家賃もったいないかも」って最初に言い出したのは私でした。こりすは最初ピンときてなかったよね


目次

1. 「家賃はもったいない」という言葉に感じたモヤモヤ

窓辺に置かれた貯金箱と壺、遠くに山が見える景色。家賃を払い続けることへのモヤモヤを象徴する画像

「家賃はもったいない」という言葉は、住宅業界のセールストークとしてよく使われます。ハウスメーカーの広告でも、不動産会社のチラシでも、似たような表現を見かけます。でも筆者が賃貸に住んでいたころに感じたモヤモヤは、その言葉が「半分本当で半分そうではない」気がしたことでした。

「何も残らない」は本当か

「家賃を払っても何も資産が残らない」——この言い方はよく聞きますが、正確には「住む場所という価値を毎月受け取っている」とも言えます。電気代や食費が「もったいない」と思わないのと同じように、住まいのサービスに対してお金を払っているという見方もできるわけです。

私たちが結婚後に住んでいたのは築10年ちょっとの戸建て賃貸(魚津市内)、家賃は月75,000円でした。

会社の家賃補助が45,000円ついていたので実質負担は月30,000円ほど。ありがたかったのですが、補助は入社5年で打ち切られる予定。その先は7.5万円が丸々私たちの負担になる計算でした。

こりす

補助があるうちは気にならなかったけど、切れたあとのことを考えるとちょっと焦ったかな

「この75,000円、毎月消えていくな」と感じることは確かにありました。

でも同時に、その部屋に住んでいたから仕事に通えたし、二人でご飯を食べる場所があったし、夜安心して眠れた。そういうリアルな価値に対してお金を払っていた、とも思っていました。

セールストーク的な文脈に気づいたとき

「家賃はもったいない」という言葉が少し気になり始めたのは、あるハウスメーカーの展示場に行ったときのことでした。担当の方に「今の家賃が月7万円なら、同じ金額でローンを払ったほうがずっとお得ですよ」と言われて、なんか違うな、と感じたんです。

家賃とローンは単純に比べられるものではないし、頭金・修繕費・固定資産税・引越し費用など、持ち家にはローン以外のコストもかかります。その場では上手く言い返せなかったけれど、「話が簡単すぎる」という感覚が残りました。

ぶろ

ネットの「家賃=捨て金」は言い過ぎ。でも数字で比べてみる価値はあった

とはいえ、家賃を払い続けることへの「なんかもったいない感」は、嘘ではない。その気持ちも本物でした。

結局、「家賃はもったいない」という言葉は、完全な嘘でもなく、完全な真実でもない——そういうものだと今は思っています。


⇒ 購入のタイミングで迷っている方は 新婚で家を買うタイミングはいつ?賃貸か持ち家か、私たちが出した答えと理由 も参考にしてみてください。

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2. 賃貸と持ち家、損得を素直に計算してみたら見えてきたこと

開いたノートと湯のみ、ペンが置かれたデスク。賃貸と持ち家のコストを冷静に計算するシーン

結婚して1年ほど経ったころ、ふたりでノートを出して、「実際どっちが得なの?」を一緒に計算してみました。ネットで調べた情報を参考にしながら、あくまで「私たちの場合」で考えた概算です。

※以下の数値はあくまで一般的な目安のシミュレーションです。実際の金額はエリア・物件・金融機関によって大きく異なります。個別の判断は必ずファイナンシャルプランナーや住宅ローンの専門家にご確認ください。

賃貸のコスト(30年間の概算)

  • 月75,000円 × 12ヶ月 × 30年 = 2,700万円
  • 2年ごとの更新料(1ヶ月分)× 15回 = 約112万円
  • 引越し・敷金礼金(2〜3回の引越し想定)= 約80万円
  • 概算合計:約2,900万円

※ここでは30年計算を使用しています。住宅ローンの返済期間は最大35年が多いため、35年計算にした場合はさらに総額が変わります。別記事(新婚のタイミング記事)では35年計算も掲載していますので、比較してご参考にください。

持ち家のコスト(30年間の概算)

項目概算
土地+建物3,000〜4,000万円
住宅ローン利息(35年・金利1%前後で試算)300〜500万円
固定資産税(年15〜20万円 × 30年)450〜600万円
修繕・メンテナンス費200〜400万円
火災保険・地震保険50〜100万円
概算合計(物件費込み)4,000〜5,600万円以上

※金利は市場環境・借入条件・固定/変動の選択によって大きく異なります。実際の利息は金融機関にてご確認ください。富山エリアの一般的な戸建てを想定。

数字だけ見ると…

単純な数字の比較だと、30年間の総コストは持ち家のほうが高くなるケースが多い傾向がありました。ただ、持ち家には30年後に「資産として手元に残る」という側面があります。一方で、建物は年数とともに価値が下がるため、30年後に同等の価値があるとは限りません(特に建物部分は経年劣化します)。

私たちが気づいたのは、「どちらが得か」は計算条件次第でいくらでも変わるということでした。

  • 金利が上がればローンの利息が増える
  • 土地の価値が上がれば持ち家が有利になる
  • 賃貸の家賃が上がり続ければ、持ち家のほうが安定する
  • 転勤・転職で引越しが必要になれば、賃貸の柔軟性が活きる

損得を純粋に数字で出そうとすると、「変数が多すぎて一概には言えない」という結論になりがちでした。


3. 「もったいない」が本当になる人、そうじゃない人の違い

自然光が差し込むナチュラルなリビングと観葉植物。家を持つかどうかの判断にたどり着いた暮らしのイメージ

計算してみてもすっきりしなかった筆者たちが次に考えたのは、「損得の数字より、自分たちのライフスタイルで考えたほうがいい」という視点でした。

賃貸の「もったいなさ」が本当になりやすいパターン

同じ場所に長く住み続けるつもりがある、子どもが生まれて部屋数が足りなくなってきた、家賃が高いエリアに住んでいる——こういう条件が重なると、持ち家を検討する価値が出てくる傾向がありました。

私たちの場合は「家賃がもったいないかも」という気持ちをきっかけに情報収集を始めました。夫婦とも持ち家志向だったので、「建てるかどうか」より「いつ・どこで建てるか」が大きなテーマでした。

情報収集を進める中で、「富山でずっと暮らすなら早めに動いたほうがいい」という考えがはっきりしてきて、具体的に土地探しや会社選びに進んでいきました。

こりす

「建てる」って決めたというより、情報を集めてるうちに自然と固まっていった感じだよね

背中を押したのは、富山の土地が比較的安く、ローン返済額と家賃(補助終了後の額面)の差が小さかったこと。予算の上限は4,000万円以内と決め、33坪・二階建ての注文住宅という条件で検討を進めました。

賃貸のほうが合っているパターン

転勤の可能性がある、仕事の状況が変わりそう、まだ住む場所が決まっていない——そういう状況なら、持ち家にするメリットが活かしにくいと感じました。

また、「家を持つこと自体にこだわりがない」という人も、必ずしも持ち家を急ぐ必要はないと思っています。家は大きな買い物で、一度購入すると簡単には動けなくなります。「身軽でいたい」という価値観が強ければ、賃貸の自由さのほうがメリットになる場合もあります。

「もったいない」という感情の正体

結局のところ、「家賃がもったいない」という感覚の多くは、「同じお金を払い続けるなら、何か手元に残るものが欲しい」という気持ちから来ていると思います。それは決して間違った感覚ではありません。

ただ、「もったいないから家を買う」という動機だけで動くと、「こんなはずじゃなかった」になりやすいとも感じました。持ち家には維持コストがあり、ライフスタイルの制約もあります。私たちも実際に家を建てて、想定より修繕の話が早めに出てきて驚いたことがありました。

「もったいない感」は家を買う一つの動機になっても良い。でも、もう少し広い視点で考えてみると、自分たちに合った選択が見えてくる気がします。

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簡易チェック:情報収集を始めるタイミングかも?

以下に2つ以上当てはまるなら、具体的な情報収集を始める価値があります。

  • 今の家賃が月7万円以上(地方なら月5万円以上)
  • 同じエリアに5年以上住む予定がある
  • 世帯年収が400万円以上ある
  • 頭金として100万円以上の貯蓄がある
  • 「ここに住み続けたい」という気持ちがある
ぶろ

ちなみに私たちは当時3つ該当。「じゃあ調べてみるか」くらいの軽い気持ちで始めました。

当てはまらなかったとしても、「気になっている」時点で情報を見ておく意味はあります。知識がある状態で「今はまだ賃貸でいい」と判断するのと、知らないまま何となく住み続けるのとでは、安心感が全然違いますから。

4. 同棲から次のステップへ——情報だけ先に集めてみた話

私たちが最初に動いたのは、「家を買う・建てる」を決める前に、情報だけを集めてみることでした。

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「まだ決めていないけど、情報収集だけ」でOK

ハウスメーカーや不動産会社に連絡すると、すぐに「いつ頃ご購入をお考えですか?」「予算はいくらですか?」という話になるのでは、と思っていました。展示場に行くのもちょっと腰が重かったです。

私たちが最初に動けたのは「Webで資料請求」でした。展示場に行くより、ハードルがぐっと低かったんです。

その前に建売物件を5件ほど見学していたのですが、「既製品の間取りでは自分たちのイメージと合わない」という感覚が固まり、注文住宅の方向に切り替わりました。

ぶろ

「まだ本気じゃないけど…」って段階で使えたのがよかった。営業電話が気になる人は備考欄に書いておくといいかも

私たちはタウンライフで一括請求したところ、5社から間取りプランや資金計画書が届き、それを見ながら家づくりの相場感や知識を底上げしていきました。

※最終的に依頼することになる工務店「株式会社さくら」との出会いは、タウンライフではなくSUUMOの土地検索でさくらが扱っていた土地を見つけたことがきっかけでした。タウンライフで集めた相場感があったからこそ、土地経由で出会った1社に直接依頼する判断ができたと感じています。

資料を見てから「自分たちの解像度」が上がった

何社かのカタログや間取りプランを取り寄せてみると、「こういう選択肢があるのか」という視野が広がりました。たとえば、

  • 同じ予算でも、ハウスメーカーによって建物の広さや仕様がかなり違う
  • 土地の有無によって、資金計画が大きく変わる
  • 「〇〇工法」「〇〇断熱」など、カタログで初めて知る言葉がたくさんあった

資料を見る前は「家を買う・建てる=莫大なお金がかかる漠然とした話」だったのが、少し具体的なイメージになりました。「この金額なら、毎月の返済はこのくらいになるのか」「富山なら土地代はこのくらいが相場なんだ」という感覚が出てきたのです。

情報収集の入り口として

「まだ具体的に動く気はないけど、なんとなく家賃がもったいない気がしてきた」という段階なら、まず資料だけ取り寄せてみることをおすすめしたいと思っています。お金もかかりませんし、断ることも自由です。

私たちが実際に使ったタウンライフ家づくりは、間取りプラン・資金計画・土地情報を無料でまとめてリクエストできるサービスで、情報収集の最初の一歩として使いやすかったです。

こりす

焦らなくていいけど、情報は早めに集めて損はないよね。私たちもそこからスタートしたし


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5. カタログが届いてから、「買う怖さ」が「比較できる楽しさ」に変わった

「迷いが消えた」というと少し大げさかもしれません。正確には、「迷いの解像度が上がった」という感じでした。

「なんとなく怖い」から「具体的に考えられる」へ

家を買う・建てるというのは、多くの人にとって人生で一番大きなお金の動きです。だからこそ、「考えなきゃいけないのはわかってるけど、なんか怖くて踏み出せない」という状態になりやすいと思います。私たちもそうでした。

でも、カタログや資料が手元に来ると、「怖い・漠然とした話」が「具体的な選択肢」に変わります。A社のカタログを見て「ここのデザインは好きだけど予算オーバーかも」、B社のカタログを見て「シンプルだし価格も現実的かも」——そういう比較ができるようになると、頭の中の霧が少し晴れる感じがしました。

こりす

カタログ見ながら「ここいいね」「ここはちょっと…」って話すの、普通に楽しかったよね

ぶろ

うん。怖さより「比べる楽しさ」のほうが勝ったかも

「情報格差」を埋めることが最初のステップ

住宅業界は情報の非対称性が大きいと感じます。ハウスメーカーや不動産会社は毎日家の話をしているプロですが、こちらは一生に一度あるかないかの経験です。知識のギャップがあると、どうしても「言われるがまま」になりやすい。

まず自分たちで情報を集めておくことで、「この提案は妥当なのか」「他社と比べてどうなのか」という判断軸が生まれます。カタログを取り寄せることは、その最初のステップとして一番コストが低いやり方でした。

「家賃がもったいない」という気持ちをどう活かすか

「家賃がもったいない」という感覚は、行動するきっかけとして悪くないと思っています。ただ、その気持ちに流されて焦って動くと、あとで「こんなはずじゃなかった」になるリスクもあります。

私たちが思ったのは、「もったいない感」を「情報を集めるモチベーション」に変えるのが一番うまい使い方だということでした。家を買う・建てるという結論を急ぐより、まず自分たちの選択肢を知る。そのほうが、最終的に「納得できる決断」につながりやすいと感じています。


まとめ——同棲カップルが家賃の「もったいない」と向き合うときに考えたいこと

この記事で書いてきたことを、ざっくりまとめると次のようになります。

  • 「家賃はもったいない」は完全な嘘でも完全な正解でもない
  • 賃貸 vs 持ち家の損得は、変数が多すぎて単純比較は難しい
  • 「もったいない」が本当になるかは、ライフスタイルと条件次第
  • まず情報だけ集めてみることが、一番ハードルの低い最初の一歩

筆者自身、賃貸暮らしのころに「家賃って本当にもったいないのかな」と感じていた疑問は、家を建てた今でも「どちらともいえる」と思っています。でも、自分たちで情報を集めて、計算して、比較して、選んだという経緯があるから「これでよかった」と思えています。

家を建ててから1年以上が経ちました。賃貸で払っていた家賃と、今払っているローン——両方を実際に経験した立場から言えるのは、「どちらの選択も怖さは同じだった」ということです。

家賃を払い続けることへのモヤモヤも本物だったし、ローンを組む決断のドキドキも本物でした。

私たちは頭金なしのフルローンを選び、北陸銀行で固定金利のローンを組みました。「返済額が毎月変わらない」という安心感は、妊娠中という不安定な時期に踏み切るうえでの支えになりました。

どちらを選んでも、情報を持って決めた選択のほうが、後悔が少ないと感じています。

「まだ早いかも」という気持ちがあっても、情報収集だけなら今すぐ始められます。迷っているなら、まずカタログを取り寄せてみるのが一番の近道かもしれません。


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