【0.5畳の秘密基地】階段下の激狭スペースを書斎にしたら最高だった話

今回は「0.5畳の激狭スペースを書斎に改造したら、想像以上に最高だった」体験談をお届けします。
書斎といえば贅沢な空間のイメージがあるかもしれませんが、僕の書斎はなんと0.5畳。
それでも、ちゃんと仕事できて、落ち着けて、秘密基地感まであるんです。



男として、秘密基地はアツい…!
在宅勤務が増えて「集中できる環境が欲しい!」と思っている方や、新築でスペースを有効活用したい方に、リアルな参考になれば嬉しいです。
- 狭い書斎ってどうなの?と気になっている
- 階段下スペースの使い方に迷っている
書斎の前身は…「物置」
もともとそのスペースは完全に「物置」の予定でした。
間取り上も「ダンボールスペース」として、適当に段ボールでも積んでおこうかなくらいのテンション🤣


元々は書斎不要の想定だった
当初は「書斎なんて必要ない」と思っていました。理由はこんな感じです。
- 子育て真っ只中で、こもって作業なんて無理じゃない?
- 遊び場用の“ヌック”もあるし、似たような空間いらなくない?
- 書斎にするならエアコンつけるしコスト増えるよね…
と、完全に後回しモードでした。
書斎にすればよくね?とひらめいた瞬間
間取りの打ち合わせが進んでいく中でふと思ったんです。
「もし書斎が必要になったら…この階段下の空間、ちょっと書斎っぽく使えそうじゃない?」
この瞬間、スイッチが入りました(笑)
収納として使えるのはもちろん、後から書斎にも転用できるように、
- 照明を設置
- 出入りしやすいように入り口位置を調整
- コンセントも装備
など、工夫しておきました。(詳細は下記に記載)
実際にできた「0.5畳書斎」のスペック


📏 サイズと形状
- 面積:約0.5畳(幅78cm × 奥行100cmくらい)
- 高さ:階段下なので、手前が低く奥に行くほど天井が高い(かがまないと頭ぶつけるレベル)
一番低いところで110cm、一番高いところで180cm
💡 設備として整えたもの
- 机:カナデモノのオーダー天板+狭幅用の脚
- 照明:物置用に設置されたシーリングライト
- 電源:壁にコンセント(設置位置に注意が必要!)
- 扉:両側(和室側とユーティリティ側)に設置して開放性と個室性を両立
狭書斎アイテム①:カナデモノのビタビタ机
仕事用デスクとして有名なカナデモノのデスクですが、一番のこだわりポイントが机のサイズです。
なぜカナデモノを選んだのか?
この狭さだと、市販の机だとなかなか幅が合わないんですよね…。
そこで見つけたのが「KANADEMONO」のオーダー天板。
- 幅77cm × 奥行45cm という激狭サイズに対応
- 見た目もおしゃれ



とにかくサイズがピッタリの机が欲しかった!



しかしながらデメリットも…
- 天板と脚をバラで買う必要があり、セット品より若干面倒
- 天板単体にネジ穴が空いてないので、自分で取り付け必要
- 価格はややお高め(とはいえ満足度は高い)
KANADEMONOでの購入品は以下







すごいビタビタ具合!
書斎アイテム②:照明


ただの物置でも照明は必要ですが、書斎として使うならなおさら必要ですね。
ひとまずは物置という体だったので、よくありそうな照明を設置
書斎アイテム③:コンセント
書斎としてパソコン作業をするなら、コンセントは必須です。
ここで注意してほしいのが、設置位置!
壁の端すぎる場所に付けてしまうと、机の脚と干渉してしまう恐れがあるため、
これから設計される方は、机脚との干渉を考慮して、少し壁から離して設置するのがおすすめです。
書斎アイテム④:扉は2方向に設置


我が家の階段は、和室とユーティリティに挟まれている構造。
もともとはユーティリティ側からだけ出入りできる想定でしたが、書斎として使うなら「リビング(=和室側)からもアクセスできるようにしたい!」という気持ちが強くなり、和室側の壁をぶち抜いて扉を追加しました。
結果、大正解。
- 子どもの様子を見ながら作業できる
- 閉めればしっかり個室にもなる
“秘密基地”感と“家族とのつながり”を両立できる、絶妙なバランスです。
狭書斎の居心地と後悔ポイント
実際に使ってみて感じた狭書斎の居心地と後悔ポイント!
🔸 居心地はどう?
むしろ狭さがちょうどいい。
周囲が囲まれているおかげで「集中」に入るのがめちゃくちゃ早いです。
秘密基地感というか、“自分だけのコックピット”みたいな感じ。
🔸 後悔ポイントも正直に…
- 照明が地味すぎた
→ 書斎だとバレたくなかったので、提案されたままに設置。もうちょっとオシャレなのにしても良かった… - 照明スイッチの場所も微妙
→ 背中側の中央に配置したのでイスを動かすとスイッチを意図せずオフしてしまうことも… - モニター2枚置いたら光が若干暗い
→ 照明の直下にモニターを置いてるから、陰になる…照明の位置と種類にひと工夫あればよかったかも - 点検口の位置ミスった
→ 床下点検口がちょうど机の下で、点検時に机をどかす必要があって地味に面倒 - 椅子がデカすぎた
→ 元々持ってたオフィスチェアを流用したけど、出し入れが不便。スリムな椅子に買い替え検討中
書斎にエアコンなしでもいける?
エアコンは設置していません。
でも、扉を開ければリビング側の冷気が流れてくるので、夏場でもそこまで不快ではありません。
ユーティリティにはサーキュレーター付き照明をつけたので、そこからも風はきます。
冬場は毛布にくるまりながら作業してます笑
閉めっぱなしにしてると空気が悪くなるので、適宜換気は必要です。
狭くても、自分だけの空間は最高だった
正直、0.5畳の書斎なんて最初は居心地悪いだろうな、と思ってました。
でも実際は、
- 狭いからこその落ち着き
- 自分専用という贅沢感
- 家族と共存しやすい絶妙な距離感
と、意外といいことづくめ。





階段下は書斎にすべし!
まとめ:激狭でも“こもれる空間”は作れる!
- 書斎は広くなくていい。むしろ狭い方が落ち着く。
- 0.5畳でも工夫次第で快適に使える
- アイテム選びと設計の小技がカギ
- 扉の向き・コンセントの位置・机のサイズはよく考えるべし!
これから新築を考えている方も、すでにお住まいの方も、
どこかに「秘密基地」になるスペースが眠っているかもしれませんよ!
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